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散瞳検査とは?

さんどうけんさ

散瞳検査とは、瞳孔を広げる点眼薬を使って眼底(網膜・視神経)や水晶体の状態を詳しく調べる眼科検査です。

散瞳検査(さんどうけんさ)とは、散瞳薬(瞳孔散大薬)と呼ばれる点眼液を使い、瞳孔を通常より大きく広げた状態で眼底や水晶体を詳細に観察する眼科検査です。散瞳薬によって瞳孔が広がるまでに約20〜30分かかります。

瞳孔が小さいままでは眼底の周辺部まで光が届きにくく、観察範囲が限られてしまいます。散瞳することで、眼科医は眼底鏡や細隙灯顕微鏡を用いて以下のような箇所を広く観察できます。

  • 網膜(出血・裂孔・剥離の有無)
  • 黄斑部(黄斑変性の確認)
  • 視神経乳頭(緑内障性変化の評価)
  • 水晶体(白内障の程度・種類)
  • 硝子体(混濁・出血の確認)

散瞳後は数時間(目安として4〜6時間程度)、光がまぶしく感じられ、近くのものが見えにくくなります。そのため、検査後の自動車・自転車の運転は避ける必要があります。糖尿病網膜症・緑内障・網膜剥離など、重篤な眼疾患の早期発見に欠かせない重要な検査です。

使い方・例文

定期的な眼科受診で視力低下や飛蚊症を訴えた場合、医師が「散瞳して眼底を見てみましょう」と判断し、点眼後に網膜の状態を詳しく調べるのが散瞳検査の典型的な場面です。検査後は光がまぶしいため、帰宅に備えてサングラスを持参するよう案内されることもあります。

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