教父とは?
きょうふ
教父とは、キリスト教の初期に神学・教義の形成に大きく貢献した著述家・思想家の総称です。
教父(きょうふ、Patres Ecclesiae)とは、キリスト教の成立期から中世初期にかけて活躍し、聖書の解釈や教義の確立に多大な影響を与えた神学者・著述家の総称です。「教会の父」とも呼ばれます。
教父と認められるには、一般的に次の要件を満たすとされています。
代表的な教父としては、アウグスティヌス(354〜430年)、アンブロシウス、ヒエロニムス、グレゴリウス1世などが西方教会に名を連ねます。東方教会ではバシレイオス、ヨハネス・クリュソストモスらが挙げられます。
教父たちはギリシャ哲学(特にプラトン主義)をキリスト教神学に融合させ、三位一体論・原罪論・恵みの教義など、後の西洋思想と神学の根幹となる議論を深めました。彼らの著作は「教父文献」として今日も研究・参照され続けており、カトリック・東方正教会・プロテスタントを問わず重要視されています。
使い方・例文
神学の授業や宗教史の文脈で「教父の時代」という表現が使われ、初期キリスト教の教義形成を論じるときに登場します。
この用語をシェア
最終更新: