抗告とは?
こうこく
抗告とは、裁判所の決定や命令に対して上級裁判所に不服を申し立てる手続きで、判決に対する控訴とは区別されます。
抗告(こうこく)とは、裁判所が行った「決定」または「命令」に対して、当事者が上級裁判所にその取り消しや変更を求めて申し立てる不服申立て手続きです。訴訟における「判決」に対する不服申立てが「控訴」「上告」と呼ばれるのに対し、決定・命令という形式の裁判に対する不服申立てが「抗告」です。
抗告には主に次の種類があります。
- 通常抗告:即時抗告の定めがない決定・命令への不服申立て
- 即時抗告:法律で期間が定められており(多くの場合1〜2週間以内)、執行停止効を持つ場合がある
- 特別抗告:高等裁判所の決定・命令に憲法違反を理由として最高裁判所に申し立てるもの
- 許可抗告:高等裁判所の決定に対し、最高裁の許可を得て申し立てるもの
民事訴訟・刑事訴訟・家事事件・非訟事件など様々な手続きで抗告の制度が設けられており、それぞれ適用される法律や手続きが異なります。裁判の適正を確保し、当事者の権利を守るための重要な制度です。
使い方・例文
裁判所が保全命令(仮差押えなど)を発令した際、その相手方が命令の取り消しを求めて上級裁判所に申し立てる場面などで抗告が行われます。
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