打ち菓子とは?
うちがし
打ち菓子とは、砂糖や米粉などを型に詰めて押し固めた、水分の少ない干菓子の一種です。
打ち菓子は、砂糖・米粉・葛粉などを原料とした粉末状の材料を木型や金型に押し固め(打ち込み)、乾燥させて仕上げた和菓子の一種です。水分をほとんど含まないため、干菓子(ひがし)に分類されます。
製法はシンプルで、原料の粉をふるいにかけて型に詰め、押し固めてから型から抜き、乾燥させます。型には木を彫り込んだ「木型」が伝統的に用いられており、家紋・花・鳥・文字など多彩な文様が施されています。仕上がった菓子には、型の文様が美しく浮き出るのが特徴です。
打ち菓子の代表的な種類には以下があります。
- 落雁(らくがん):米粉や麦こがし・和三盆糖などを使った代表的な打ち菓子
- 和三盆糖の打ち菓子:四国産の和三盆を型で固めた上品な甘さのもの
- 州浜(すはま):大豆粉に砂糖を加えて固めたもの
茶道の世界では、薄茶に合わせる干菓子として打ち菓子が重用されます。口の中でほろりと溶ける食感と、上品な甘みが緑茶の苦みを引き立てます。祭りや祝い事の供物・引き菓子としても使われる日本の伝統菓子です。
使い方・例文
茶道の稽古で薄茶を点てる際、落雁などの打ち菓子が干菓子として添えられます。仏壇への供物や慶弔の引き菓子にも用いられることがあります。
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