御木本幸吉とは?
みきもとこうきち
御木本幸吉は、世界で初めて真珠の養殖に成功した日本の実業家で、「真珠王」として国際的に名高い人物です。
御木本幸吉(みきもと・こうきち、1858〜1954年)は、三重県志摩国(現・鳥羽市)出身の実業家です。海女の家に生まれ、若い頃から海産物の行商に携わりながら真珠への関心を深めていきました。
1893年、御木本は世界で初めて半円真珠(ブリスター・パール)の養殖に成功しました。さらに研究を重ね、1905年には完全な球形の養殖真珠を生み出すことに成功します。天然真珠は採取量が極めて少なく貴重でしたが、養殖技術の確立によって多くの人が手にできる宝飾品となりました。
御木本はこの技術を守るために数々の特許争いや産業的な困難を乗り越え、事業を世界規模に拡大しました。パリ万博などの国際博覧会に出品し、「ミキモト」の名は世界中に知られるようになりました。エジソンは御木本のことを「世界の七不思議のうちの一人」と讃えたと伝えられています。
御木本の功績は真珠産業の確立にとどまらず、日本の宝飾輸出産業の発展にも大きく寄与しました。今日も「ミキモト」ブランドは世界を代表する真珠ブランドとして高い地位を保ち続けています。
使い方・例文
真珠や日本の産業史を紹介する文脈で「御木本幸吉の養殖技術がなければ今日の真珠産業はなかった」という形で語られます。
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