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待合とは?

まちあい

待合とは、茶道における茶室の前で客が点前を待つために設けられた小屋または部屋のことです。

待合(まちあい)は、茶道の世界で茶事(ちゃじ)の際に客が亭主の迎えを待つために用意された空間のことを指します。茶室へ至る露地(ろじ)の途中、あるいは外腰掛(そとこしかけ)とも呼ばれる場所に設けられ、客はここで一時を過ごしながら茶の湯の世界へと精神を切り替えます。

待合の役割は単なる物理的な待機場所にとどまらず、日常の世界から茶の湯の精神世界へと移行するための「間(ま)」を与えることにあります。亭主はあらかじめ待合に炭を入れた火鉢を用意したり、掛け軸や花を飾ったりして、客をもてなす心遣いを表現します。客はここでたばこや水を供されることもあります。

待合には大きく分けて、

  • 外待合(そとまちあい):庭に面した屋外寄りの待機場所
  • 内待合(うちまちあい):茶室に近い室内の待機空間
の二種類があります。

茶事の流れにおいて、亭主が迎え付けに出ると、客は待合を出て蹲踞(つくばい)で手を清め、茶室へと進みます。待合は、茶の湯の「一期一会」の精神を体現する重要な場として、現代の茶道においても大切にされています。

使い方・例文

茶事に招かれた客は、まず庭の待合で控え、亭主の迎えが来るまで静かに気持ちを整えます。

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