亭主とは?
ていしゅ
亭主とは、主に夫や家の主人を指す言葉で、茶道では茶席をもてなす側の人のことも意味します。
亭主(ていしゅ)は、日本語において複数の意味で使われる言葉です。最も広く知られる用法は夫・配偶者の男性を指す語として使うもので、「うちの亭主」のように妻が夫を呼ぶ言い方として伝統的に用いられてきました。やや古風な表現ですが、現代でも日常会話や文学作品に登場します。
もうひとつの重要な用法が茶道における亭主です。茶席(茶会)を催し、客をもてなす役割を担う人のことを指します。茶道の亭主は、茶室の設え・道具の選定・菓子の手配・点前の作法まで、茶会全体を取り仕切る主催者であり、もてなしの心(おもてなし)を体現する存在です。
語の由来は「亭」(やしき・建物)の「主」(あるじ)であり、もともとは宿の主人や家の主人を意味していました。転じて夫や茶会の主催者を指すようになったと考えられています。
現代語では「夫」「旦那」が一般的ですが、「亭主関白」(家庭内で夫が絶対的な権力を持つこと)という慣用表現など、亭主を含む言い回しが今も使われています。文脈によって意味が異なる点に注意が必要です。
使い方・例文
茶道の場面では「本日の亭主を務めます」と言うように亭主が茶会の主催者を指し、日常生活では「亭主に相談してから決めます」のように夫を指して使います。
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