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茶事とは?

ちゃじ

茶事とは、亭主が客を招いて懐石料理から濃茶・薄茶まで一連の流れをすべてもてなす、茶道の正式な会のことです。

茶事(ちゃじ)とは、茶道における最も正式かつ完結した形式の催しで、亭主(主催者)が少数の客を招き、食事から茶まで一連のもてなしをすべて執り行うものです。茶会(ちゃかい)がお茶のみを振る舞う略式のものであるのに対し、茶事は数時間にわたる本格的な行事です。

一般的な茶事の流れは以下のとおりです。

  • 待合(まちあい):客が待合室で待ち、心を落ち着ける
  • 露地(ろじ)通り:茶庭を歩き、日常の世界から茶の世界へと気持ちを切り替える
  • 懐石(かいせき):一汁三菜を基本とした軽食でもてなす
  • 中立ち(なかだち):一時的に席を外し、亭主が点前(てまえ)の準備をする
  • 濃茶(こいちゃ):本席の中心となる、重くどっしりとした抹茶を振る舞う
  • 薄茶(うすちゃ):軽やかな一服で締めくくる

茶事は千利休が完成させたとされ、「一期一会」の精神、すなわちその場限りの出会いを大切にする姿勢が根底にあります。亭主と客がともに場を作り上げる総合的な芸術として、茶道の真髄とも言えます。現代では正式な茶事を体験できる機会は限られていますが、茶道を学ぶ人々にとってはその集大成となる場です。

使い方・例文

茶道の師匠が弟子を招いて行う正式な茶事では、懐石から始まり濃茶・薄茶まで数時間かけてもてなす場面が代表的です。

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