寒天とは?
かんてん
寒天とは、テングサなどの海藻を原料とした天然の凝固剤で、ゼリーや羊羹など和洋の食品に広く使われています。
寒天は、テングサやオゴノリなどの紅藻類を煮て溶かし、冷やして固めたものを凍結・乾燥させて作った食品素材です。主成分はアガロースとアガロペクチンというゲル化多糖類で、水に溶かして冷やすと固まる性質を持ちます。
日本では江戸時代から製造されてきた歴史ある食材で、京都・伏見の料理人が豆腐に似た食材を寒い屋外に放置したところ偶然に発見したという逸話が伝わっています。長野県の諏訪地方などが伝統的な産地として知られています。
寒天の主な特徴と用途は次のとおりです。
- ゼラチンと違い、常温でも固まったままの形状を保てる
- 動物性原料を使わないため、ベジタリアン・ヴィーガンに対応した素材として注目される
- 食物繊維が豊富でカロリーがほぼゼロに近く、ダイエット食材としても人気
- 羊羹・ところてん・みつ豆・杏仁豆腐など和洋のデザートに使われる
また、生物・微生物学の実験において細菌の培地(寒天培地)としても広く使われており、食品以外でも重要な役割を担っています。
使い方・例文
寒天を使った羊羹は常温でも形が崩れないため、手土産や保存食としても重宝されている。
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