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定量噴霧吸入器とは?

ていりょうふんむきゅうにゅうき

定量噴霧吸入器とは、喘息COPDの治療で吸入薬を一定量ずつ霧状に噴射し肺に届ける携帯型のデバイスです。

定量噴霧吸入器(ていりょうふんむきゅうにゅうき、pMDI:pressurized Metered-Dose Inhaler)は、薬剤と噴射剤を加圧容器に封入し、ボタンを押すごとに一定量の薬剤を霧状に噴出する吸入デバイスです。喘息慢性閉塞性肺疾患(COPD)・アレルギー性鼻炎などの治療で広く使用されています。

構造はアルミ製の加圧容器と計量弁から成り、容器を押し下げると計量弁が開いて一定量の薬剤が噴射されます。薬剤は気管支拡張薬(β2刺激薬・抗コリン薬)や吸入ステロイド薬、あるいはその配合剤など多様です。

pMDIを正しく使用するには吸気のタイミングと噴射のタイミングを合わせる必要があり、これが難しい患者(小児・高齢者など)にはスペーサー(補助器具)を組み合わせて使用します。スペーサーを使うと噴射された薬剤を一時的にチャンバー内に保持でき、吸気タイミングのずれによる損失を防げます。

近年は環境への影響からフロン系噴射剤(CFC)からハイドロフルオロアルカン(HFA)への切り替えが進んでいます。また吸気に連動して自動噴射するブレス・アクチュエーテッドpMDIも普及しており、操作が容易になっています。患者教育と適切な吸入手技の確認が治療効果を左右します。

使い方・例文

喘息の患者が発作時や予防のために携帯する「青い吸入器」と呼ばれるものの多くが定量噴霧吸入器にあたり、押して吸うという動作で素早く気管支拡張薬を届けます。

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