気管支とは?
きかんし
気管支とは、気管から左右の肺へと枝分かれして伸びる空気の通路で、呼吸時に外気を肺胞まで届ける役割を持つ器官です。
気管支(きかんし)は、のどから続く気管(気道)が胸部で左右に分岐した部分から始まり、肺の中でさらに細かく枝分かれして肺胞につながる空気の導管(気道)の総称です。
気管は胸の中央で左右の主気管支(一次気管支)に分かれ、それぞれ左肺・右肺へと入ります。右主気管支は左より太く角度が急なため、異物を誤飲した際に右側へ入りやすい傾向があります。主気管支はさらに葉気管支(二次)・区域気管支(三次)・細気管支と、段階的に細くなりながら枝分かれし、最終的に肺胞に到達します。この構造はまるで逆さにした木の枝のようで「気管支樹(ブロンキアルツリー)」と呼ばれます。
気管支の内壁には次のような防御機構があります。
- 繊毛上皮:異物・ウイルスを粘液とともに外へ運び出す
- 粘液:ほこりや細菌を絡め取り気道を保護する
- 免疫細胞:気道に侵入した病原体を排除する
気管支が炎症を起こした状態が気管支炎、アレルギー反応などで過敏になり収縮する病態が気管支喘息です。喘息では気管支が狭くなることでゼーゼーという喘鳴や呼吸困難が生じます。健康な気管支を保つためには禁煙や感染予防が重要です。
使い方・例文
気管支喘息の発作が起きると気管支が収縮して呼吸が苦しくなるため、気管支拡張薬の吸入で症状を和らげます。
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