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官窯とは?

かんよう

官窯とは、中国の歴代王朝が宮廷用の陶磁器製造するために国家が管理・運営した窯のことで、最高水準の技術と品質を誇りました。

官窯(かんよう/グァンヤオ)とは、中国において皇帝・宮廷が使用する陶磁器を専門に焼くために、国家(官府)が設立・管理した窯のことです。民間向けの「民窯」に対する概念であり、皇帝の御用品を生産するため、最高の原料・職人・技術が集められました。

官窯の歴史は唐代にまで遡りますが、もっとも有名なのは宋代の五大名窯(官・哥・汝・定・鈞)の一つである「官窯」で、北宋と南宋それぞれの都に設けられました。特に南宋官窯(臨安窯)は、青磁の極致ともいわれる淡い青緑色の釉薬と、貫入(ひびのような模様)の美しさで知られます。

明・清代には景徳鎮に御窯廠(ごようしょう)が置かれ、皇帝の命を受けた官僚が監督のもとで精緻な磁器を焼造しました。景徳鎮官窯の製品は、青花(染付)・五彩・粉彩・珐瑯彩など多彩な技法で飾られ、「官」や「大明○○年製」などの銘(年款)が底に記されるのが慣例でした。

官窯品は皇帝への献上品として厳格な品質管理のもとに生産され、不合格品は破砕処分されました。そのため現存するものは希少で、世界各地の博物館が所蔵する優品として高く評価されています。

使い方・例文

「清朝の官窯で焼かれた乾隆年製の粉彩花瓶がオークションで落札された」という文脈や、中国陶磁器の品質・格式を語る際に「官窯品か民窯品か」という区分として使われます。

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最終更新:

同じ読みのことば

「かんよう」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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