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青磁とは?

せいじ

青磁とは、鉄分を含む釉薬を高温で焼成することで青緑色に発色する、中国を起源とする陶磁器の一種です。

青磁(せいじ)は、鉄分酸化鉄)を少量含む灰釉や青磁釉を高温の還元焔(空気を制限した状態)で焼成することで、独特の青緑色を発する磁器または陶器です。その色調は翡翠(ひすい)の深い緑から淡い空色まで幅広く、中国語では「青」という字が緑・青の両方を含む概念で用いられています。

青磁の歴史は中国・浙江省の越州窯(えっしゅうよう)で始まり、唐代から宋代にかけて技術が大きく発展しました。宋代の汝窯(じょよう)や官窯(かんよう)は「雨後の空晴れ」とも称される空青色の青磁を生み出し、皇室御用品として珍重されました。龍泉窯(りゅうせんよう)の青磁は「砧青磁(きぬたせいじ)」として日本でも高く評価されています。

朝鮮半島では高麗青磁が発展し、象嵌技法と組み合わせた繊細な文様が特徴です。日本には中国・朝鮮から伝来し、茶道の世界で名器として珍重されてきました。現代でも陶芸家が青磁の釉薬と焼成技術を継承・探求しており、伝統工芸と現代アートの両分野で重要な位置を占めています。

使い方・例文

博物館の東洋陶磁コーナーでは、宋代の汝窯青磁や高麗青磁の茶碗が展示されており、その深みのある青緑色の釉肌は訪れる人々を魅了しています。

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最終更新:

同じ読みのことば

「せいじ」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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