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子別れとは?

こわかれ

「子別れ」とは、古典落語の演目のひとつで、酒癖の悪い父親と別れ別れになった親子が数年後に再会する人情噺です。

「子別れ」は古典落語の代表的な人情噺(にんじょうばなし)のひとつで、酒と女に溺れて妻子を追い出した職人の熊五郎が、数年の歳月を経て改心し、偶然わが子と再会するまでの物語を描いています。

噺の構成は大きく三部に分かれており「子は鎹(かすがい)」という別名でも知られる第三部が最も有名です。

  • 上(かみ):熊五郎が愛人に溺れ、元の妻子を家から追い出してしまう
  • 中(なか):離別から数年後、改心した熊五郎の日常と贖罪への思い
  • 下(しも)/子は鎹:熊五郎が道で息子の亀吉と偶然出会い、離れて暮らす元妻との復縁を模索する

「子は鎹」の場面は特に人気が高く、単独で演じられることが多いです。亀吉が父と母の仲を取り持つ橋渡し役となる構成が、「子は夫婦をつなぐ鎹(金具)のようなものだ」という日本語の慣用句を生むほど有名になりました。三遊亭圓朝が完成させたとも伝わる噺で、三代目柳家小さんなど多くの名人が磨きをかけた演目としても知られています。

笑いよりも家族の情愛や後悔・赦しをテーマとした噺であり、落語の中でも特に涙を誘う演目として今日も高座でかかり続けています。

使い方・例文

「子別れ(子は鎹)」は寄席でも独演会でも定番の演目で、父と息子の道ばたでの再会場面が感動的な名場面として語り継がれています。

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