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大判カメラとは?

おおばんかめら

大判カメラとは、4×5インチ以上の大型フィルムを使用する本格的な写真用カメラで、精密な描写力と高い自由度が特徴です。

大判カメラ(ラーフォーマットカメラ)とは、4×5インチ(約10×13cm)以上のシートフィルムを使用するカメラの総称です。35mmフィルムや中判カメラと比べてフィルム面積が格段に大きいため、解像度・階調再現・粒状性のすべてにおいて圧倒的な描写品質を誇ります。

大判カメラの最大の特徴は「ムーブメント機能」です。レンズを搭載したフロントスタンダードとフィルムを搭載したリアスタンダードが蛇腹で連結されており、それぞれを独立して前後・左右・上下・傾きの方向に動かすことができます。この操作により、

  • ピント面を被写体面に合わせる「シフト」
  • 遠近感を補正する「ライズ・フォール・シフト」
  • ピント面を斜めに傾ける「ティルト」
などが可能となり、建築写真・商業写真・風景写真で高い精度の表現が実現します。

代表的な大判カメラの形式としては、フィールド(折りたたみ式・持ち運びやすい)とモノレール(スタジオ向け・操作性重視)があります。シャッターはレンズ内蔵型で、撮影ごとにシートフィルムを交換するため一枚一枚の撮影に慎重さが求められます。

デジタル時代においても、大判フィルムの画質と独特の描写感を好む写真家や芸術家に支持されており、フィルム写真の最高峰として今なお根強い人気を持ちます。

使い方・例文

「風景写真家が玉城山の夜明けを大判カメラで撮影し、4×5フィルムに焼き付けた」というように、高画質・精密描写が求められる作品撮りの場面で登場します。

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