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塩辛とは?

しおから

塩辛とは、魚介類を内臓ごと塩漬けにして発酵・熟成させた日本の伝統的な保存食です。

塩辛は、魚介類の身や内臓を大量の塩とともに漬け込み、低温で長期間発酵・熟成させることで作られる日本の伝統的な発酵食品です。古くは奈良時代の文献にも記録が見られ、保存技術が発達していなかった時代における重要なたんぱく質源でした。

発酵の仕組みは、素材に含まれる酵素と塩耐性を持つ微生物が協働してたんぱく質や脂質を分解し、アミノ酸やうま味成分を豊富に生成することにあります。独特の強い塩味と濃厚な風味、とろりとした食感はこの発酵過程によって生まれます。

代表的な塩辛の種類には次のものがあります。

  • イカの塩辛:最もポピュラーで、イカの身とわたを塩漬けにしたもの
  • カツオの塩辛(酒盗):カツオの内臓を塩漬けにした珍味
  • ウニの塩辛:ウニをそのまま塩漬けした濃厚な高級珍味
  • このわた:ナマコの腸を塩漬けにした日本三大珍味のひとつ

塩辛はご飯のおかずや酒の肴として広く親しまれるほか、料理の調味料としてパスタや和え物にうま味を加えるためにも活用されます。発酵によって生まれるアミノ酸が豊富で栄養価が高い一方、塩分が非常に多いため、食べすぎには注意が必要です。

使い方・例文

温かい白いご飯の上にイカの塩辛をのせてそのまま食べるのが定番で、日本酒や焼酎との相性も抜群の酒肴として知られています。

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