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基本測量とは?

きほんそくりょう

基本測量とは、すべての測量の基礎となる全国統一の測量で、国土地理院が測量法に基づいて実施するものです。

基本測量は、日本の測量法(第4条)に定められた概念で、「すべての測量の基礎となる測量であって、国土地理院の行うもの」と規定されています。他の測量(公共測量・基本測量以外の測量)はすべてこの基本測量の成果を基準として行われるため、測量の体系における最上位に位置します。

基本測量の主な内容は以下のとおりです。

  • 三角測量・水準測量:全国に配置された三角点・水準点のネットワークを整備し、水平位置と標高の基準を提供する
  • GNSS測量:電子基準点網を用いた高精度な位置基準の維持管理
  • 重力測量:重力値の分布を把握し、標高系の精度向上に活用
  • 地磁気測量:磁気偏角などの地磁気要素の分布を測定

基本測量によって設置された三角点・水準点・電子基準点は全国各地に存在し、道路・鉄道・ダム建設といった公共工事から住宅地の地積測量まで、あらゆる測量作業の出発点となります。また、国土地理院はこれらの成果をもとに地形図・数値地図などの国土基本情報を整備・公表しています。測量法により、基本測量の測量標(三角点・水準点標石など)を故意に損傷・移動することは禁止されています。

使い方・例文

山頂や丘の上などに設置されている石造りの「三角点」は基本測量によって設置されたもので、その座標値はすべての地図作成や建設測量の基準として用いられます。

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