型打ちとは?
かたうち
型打ちとは、あらかじめ用意した型を用いて素材を打ち抜いたり成形したりする製造・工芸の技法で、同一形状を効率よく大量に作るために用いられます。
型打ち(かたうち)とは、金属・革・木材・布・食品など様々な素材に対して、あらかじめ作成した型(金型・木型・抜き型など)を押し当てるか打ち込むことで、同じ形状を繰り返し作り出す技法のことです。
工芸・伝統産業における型打ちの代表例として、銅や真鍮などの金属板を型の上に置き、槌(つち)で叩いて形を写し取る「金属型打ち」があります。鎧の部品・仏具・茶道具・箔打ちの工程など、日本の伝統工芸品でも用いられてきた技法です。
- 金属加工——プレス型を用いた自動車部品や硬貨の製造
- 革工芸——革に型を押して文様を刻む「型押し(エンボス)」
- 和菓子・食品——木型を使って練りきりや落雁を成形する
- 染め物・版画——型紙を用いた型染めや伝統的な更紗
型打ちの最大の利点は、再現性の高さと作業効率にあります。職人が一から手作りするのと異なり、型があれば同一のデザインを短時間で繰り返し生産できます。一方で、型を制作する際の技術と費用が品質を左右するため、型そのものの精度が重要視されます。現代ではCADや精密機械加工と組み合わせた型打ちも普及しています。
使い方・例文
和菓子店では、木型を使って型打ちを行い、季節の花をかたどった落雁(らくがん)を均一な形に仕上げます。
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