伝統工芸とは?
でんとうこうげい
伝統工芸とは、長い歴史の中で受け継がれてきた技術・技法を用いて作られる手工芸品およびその制作技術の総称です。
伝統工芸(でんとうこうげい)とは、地域に根ざした素材と技法を用い、長年にわたって受け継がれてきた手仕事による工芸品、またはその製造技術のことです。日本では経済産業大臣が指定する「伝統的工芸品」制度があり、一定の要件を満たした品目が国の指定を受けます。
経済産業省の定める伝統的工芸品の指定要件には次のものが含まれます。
- 主として日常生活の用に供されるものであること
- 製造過程の主要部分が手工業的であること
- 伝統的な技術・技法によって製造されること
- 伝統的に使用されてきた原材料が主たる原材料として使われていること
- 一定の地域で産地を形成していること
代表的な伝統工芸には、西陣織・有田焼・輪島塗・江戸切子・京友禅・南部鉄器などがあります。各地の気候・風土・歴史を反映した多様な品目が全国に存在し、地域の文化的アイデンティティの核ともなっています。
現代では後継者不足や需要の変化という課題を抱えながらも、海外への輸出やコラボレーション商品の開発など新しい取り組みも行われています。伝統工芸は単なる物づくりにとどまらず、地域文化・歴史・精神を次世代へ伝える担い手として重要な意義を持ちます。
使い方・例文
「旅行先で伝統工芸の体験教室に参加して漆塗りに挑戦した」「伝統工芸品をインテリアとして取り入れる人が増えている」といった場面で使われます。
この用語をシェア
最終更新: