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伝統的工芸品とは?

でんとうてきこうげいひん

伝統的工芸品とは、長年受け継がれてきた技術・技法によって手作りで製造される日本固有の工芸品で、経済産業大臣が指定する制度があります。

伝統的工芸品とは、古くから特定の地域で発達し、熟練した職人が伝統的な技術・技法と素材を用いて主として手作業で製造する工芸品のことです。日本では「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」(伝産法)に基づき、経済産業大臣が要件を満たした品目を「伝統的工芸品」として指定しています。

経済産業大臣指定を受けるための主な要件は次のとおりです。

  • 主として日常生活で使用するものであること
  • 製造工程の主要部分が手工業的であること
  • 伝統的な技術または技法によって製造されること
  • 伝統的に使用されてきた原材料が主たる原材料として使用されること
  • 一定の地域で産地を形成していること

指定品目は京都の西陣織・清水焼、江戸の江戸切子・江戸木目込人形、石川の輪島塗・加賀友禅など多岐にわたり、全国で230品目以上(指定数は時期により変動)にのぼります。

伝統的工芸品に指定されると、製品に「伝統マーク」を表示する権利が付与され、産地振興や後継者育成の支援を受けることができます。グローバルな文化発信の観点からも、海外への輸出や観光資源としての活用が進んでいます。職人の高齢化・後継者不足が課題となる一方、若い作家が現代のデザインと融合させた新たな展開も生まれています。

使い方・例文

京都の西陣織や石川の輪島塗は伝統的工芸品に指定されており、製品に「伝統マーク」を付けて販売することができます。

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