型成形とは?
かたせいけい
型成形とは、あらかじめ用意した型(モールド)に素材を流し込んだり押し当てたりして、一定の形状に仕上げる成形技法の総称です。
型成形(かたせいけい)とは、石膏・金属・樹脂などで作られた型(モールド)に、粘土・陶土・ガラス・金属・プラスチックなどの素材を流し込んだり押し付けたりすることで、目的の形状に成形する技法の総称です。陶芸・ガラス工芸・金属鋳造・プラスチック成形など、幅広い分野で用いられています。
手びねりや轆轤(ろくろ)成形と比較したとき、型成形の主な特徴は次の通りです。
- 同一形状の製品を大量・均一に生産できる
- 複雑な形状や薄肉の器物も再現しやすい
- 熟練度が低くても一定品質を確保しやすい
- 型の製作コストが初期投資として必要
陶磁器分野では、石膏型に泥漿(でいしょう)と呼ばれる液状の粘土を流し込む「鋳込み成形」や、型に粘土を押し当てる「圧力鋳込み」「タタラ型成形」などが代表的です。産業陶器や食器の大量生産では不可欠な技法となっています。一方、作家や職人が手仕事にこだわる場合でも、型を使って基本形を作り、仕上げは手作業で行うという組み合わせも一般的です。
プラスチック産業では射出成形・ブロー成形・真空成形などが型成形の代表例であり、現代の製造業全体を支える基盤技術でもあります。
使い方・例文
陶芸教室で「型成形」が紹介される際は、石膏型に粘土を押し当てて皿の形を作るタタラ成形の工程として登場することが多く、ろくろが難しい初心者でも整った形の器を作れる手法として説明されます。
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