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石膏とは?

せっこう

石膏とは、硫酸カルシウムを主成分とする鉱物で、建材・医療・美術など幅広い分野で使われる白色の物質です。

石膏(せっこう)は、化学式 CaSO₄・2H₂O で表される硫酸カルシウムの二水和物(二水石膏)を指します。英語では「ジプサム(gypsum)」と呼ばれます。自然界では堆積岩地層温泉地帯などに産出し、白色〜灰白色の軟らかい鉱物です。モース硬度は2で、爪で傷がつく程度のやわらかさです。

石膏を加熱すると結晶水の一部が失われ、半水石膏(焼き石膏)になります。この焼き石膏に水を加えると再び硬化する性質があるため、成型材料として非常に重宝されます。硬化の際にわずかに膨張することも金型への応用で有利に働きます。

石膏の主な用途は多岐にわたります。

  • 建築・建材:石膏ボード(内壁・天井材)として最大の需要
  • 医療:骨折時のギプス固定材(現在はグラスファイバー製が主流だが石膏も使用)
  • 美術・工芸:彫刻の型取り・石膏像・デッサン用モデル
  • 農業:土壌改良材・硫黄・カルシウム補給
  • 食品:豆腐の凝固剤(硫酸カルシウムとして)

建材としての石膏ボードは耐火性・遮音性に優れ、現代建築の内装材として欠かせない存在となっています。

使い方・例文

学校の美術室にある白い石膏像は彫刻のデッサン練習に使われます。また、骨折した際に患部を固定するために使われるギプスも、石膏が素材に用いられてきました。

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