ギプスとは?
ぎぷす
ギプスとは、骨折や脱臼などの治療で患部を固定するために用いる硬い保護具で、石膏や樹脂素材で作られます。
ギプス(独:Gips)は、骨折・脱臼・靱帯損傷などの治療において、損傷した部位を一定期間固定するために用いる医療用具です。語源はドイツ語で「石膏」を意味するGipsであり、日本にはドイツ医学を通じて広まった言葉です。英語ではキャスト(cast)と呼ばれます。
ギプスの主な種類と特徴は以下のとおりです。
- 石膏ギプス:昔から使われてきた伝統的な素材。成形しやすく安価だが重く、水に弱い
- 樹脂(グラスファイバー)ギプス:現在主流の素材。軽量で通気性があり、一部は防水性もある
- シーネ(副子):患部の片側だけを固定する半固定式。腫れが引くまでの初期固定などに使う
骨折の治療では、折れた骨が正しい位置に戻った状態(整復後)でギプスをはめ、骨が癒合するまでの数週間から数か月間固定します。固定中は血流・神経の状態を定期的に確認し、必要に応じて交換や調整が行われます。
固定期間中は患部を動かせないため筋力が低下しやすく、ギプスを外した後にリハビリテーションを行うことが一般的です。近年は超音波治療やコンピュータ制御の固定具など、ギプスに代わる・補完する技術も発展しています。
使い方・例文
「転んで手首を骨折し、病院でギプスをはめてもらった後、6週間固定して治療した」というように、骨折・けがの治療場面で日常的に使われる言葉です。
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