靱帯とは?
じんたい
靱帯とは、骨と骨をつなぎ関節を安定させる丈夫な結合組織の帯状構造で、関節の過度な動きを防ぐ重要な役割を担っています。
靱帯(じんたい、Ligament)は、隣接する骨同士を連結する線維性の結合組織です。主成分はコラーゲン線維(特にⅠ型コラーゲン)で、これが平行に密集することで高い引張強度と低い伸張性を実現しています。
靱帯の主な役割は以下のとおりです。
- 関節の安定化 — 骨同士を連結し関節が正常な可動域を超えて動くのを防ぐ
- 固有感覚(プロプリオセプション) — 靱帯内の感覚受容器が関節の位置や動きの情報を脳に伝える
- 荷重の分散 — 関節にかかる力を分散し、関節軟骨や骨への集中荷重を軽減する
人体には多数の靱帯がありますが、特に重要・頻繁に損傷するものとして前十字靱帯(ACL)・後十字靱帯(PCL)(膝関節内)、内側側副靱帯(MCL)(膝関節)、前距腓靱帯(足関節外側)などが知られています。
靱帯は血流が乏しいため、断裂した場合の自然治癒力は腱や骨に比べて低く、重篤な損傷では手術による再建が必要になることがあります。スポーツ選手の「靱帯断裂」はとりわけ深刻なスポーツ傷害として知られています。
使い方・例文
「サッカーの試合中に膝の靱帯を損傷した」「足首の靱帯が伸びて捻挫が長引いている」のようにスポーツや医療の文脈で頻繁に使われます。
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