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地溝とは?

ちこう

地溝とは、地殻引き伸ばされて断層が生じ、その間の地塊が沈降してできた細長い谷状の地形のことです。

地溝(ちこう)とは、地殻の引張力によって平行する断層が形成され、その間にある地塊が周囲に対して相対的に沈降(陥没)してできた細長い凹地地形のことです。英語では「グラーベン(Graben)」と呼ばれます。

地溝の形成メカニズムは次のように理解されます。地殻に水平方向の引張力が加わると、岩盤に断層が生じます。両側に正断層が形成されると、その間の地塊が重力によって沈み込み、谷状の低地が出現します。この地溝の両脇に残った高まりを「ホルスト」と呼びます。

地溝は規模に応じてさまざまですが、代表的な特徴は以下のとおりです。

  • 両側が急崖(断層崖)に囲まれた細長い谷地形
  • 湖沼や川が形成されやすく、水が集まりやすい
  • プレートの発散境界や大陸リフト帯に多く見られる

身近な例としては、日本の琵琶湖盆地や諏訪湖盆地が地溝性の地形とされます。アフリカでは東アフリカ大地溝帯(グレートリフトバレー)が世界最大規模の地溝帯として知られています。地溝は地球内部のダイナミクスを示す重要な地形であり、地質学・地形学の基礎概念です。

使い方・例文

「琵琶湖はホルストとホルストに挟まれた地溝に水が溜まってできた湖とされる」という説明や、地理の授業で断層地形を解説する場面で登場します。

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