咬筋とは?
こうきん
咬筋とは、頬骨と下顎骨をつなぐ噛む動作の主力となる筋肉で、食べ物を咀嚼する際に最も重要な役割を担います。
咬筋(こうきん、英:masseter)は、頬骨弓(きょうこつきゅう)から下顎骨の外側面にかけてついている、顔の左右両側に一対存在する筋肉です。咀嚼筋(そしゃくきん)のなかで最も表面に位置し、触れることができる筋肉です。
咬筋の主な役割は下顎を引き上げて口を閉じ、上下の歯で食べ物を噛み砕く「咬合(こうごう)」の動作です。人体の筋肉のなかで単位面積あたりに発揮できる力が非常に大きく、体重に対して非常に強力な噛む力を生み出せる筋肉のひとつとして知られています。
咬筋に関連する主なトピックは以下の通りです。
- 食いしばり・歯ぎしり:就寝中や緊張時に無意識に強く噛むと咬筋が過負荷になり、顎関節症や頭痛の原因になります。
- 咬筋肥大:過度の咬合力で筋肉が発達し、顔の輪郭が四角く張って見えることがあります。
- ボツリヌストキシン治療:咬筋にボツリヌス製剤を注射することで咬筋の働きを抑制し、小顔効果や歯ぎしり緩和を目的とした美容・歯科治療が行われます。
- 顎関節症との関係:咬筋の緊張が顎関節に負担をかけ、口の開きにくさや痛みを引き起こすことがあります。
ストレスが多い現代人は咬筋が緊張しやすい傾向があり、定期的なマッサージやストレッチ・マウスピースの使用が推奨されることもあります。
使い方・例文
歯科クリニックで「咬筋が発達していますね」と言われる場面があり、歯ぎしりや食いしばりのクセがある人に特に注目される筋肉です。
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