叩打法とは?
こうだほう
手や道具で体の表面を軽く叩くことで、筋肉の緊張をほぐしたり体の状態を調べたりする施術・検査手技です。
叩打法(こうだほう)とは、手のひらや拳、専用の器具などで体表を規則的に叩くことで、筋肉や組織に物理的な刺激を与えて緊張をほぐしたり、体内の異常を調べたりする手技の総称です。
叩打法には大きく2つの目的があります。一つは治療・マッサージ目的で、背中や肩、腰などを適度なリズムで叩くことにより、血行を促進し、筋肉のこわばりを緩和します。もみほぐしやタッピングと呼ばれる手技もこの系統に含まれます。もう一つは打診(診察)目的で、医師が胸部や腹部を指で叩き、その音や振動のパターンから肺・肝臓・胃などの臓器の状態を推測する内科的診察法です。
マッサージの文脈では、手を軽く握った「軽擦打」や手刀で行う「空手チョップ状」の打法など、力の強さや当て方によって複数のバリエーションがあります。整体・鍼灸院や家庭での肩叩きなどにも広く応用されています。
医療の打診では、共鳴音の変化(清音・濁音・鼓音など)によって、肺に空気が正常に入っているか、胸水や腫瘤がないかを非侵襲的に確認できます。シンプルでありながら有用な診察技術として今も活用されています。
使い方・例文
整体師が施術中に背中を規則的に叩いて筋肉の緊張をほぐす際に叩打法が用いられます。また、内科医が患者の胸部を指で叩いて肺の状態を確認するときにも使われます。
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