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反芻思考とは?

はんすうしこう

反芻思考とは、過去の失敗や嫌な出来事を何度も繰り返し頭の中で考え続けてしまう思考パターンのことです。

反芻思考(rumination)とは、過去ネガティブな出来事・失敗・悩みに対して、繰り返し・執拗に注意が向いてしまう思考パターンを指します。「反芻」は動物が一度飲み込んだ食物を口に戻して何度も噛み直す行為から来ており、思考においても同じ内容を何度も「噛み直す」様子をたとえたものです。

反芻思考には大きく2種類があるとされます。

  • 症状焦点を当てた反芻:自分の気分や身体状態の悪さに繰り返し注目する(「なぜこんなに憂うつなのか」と問い続けるなど)
  • 原因・意味の探索:問題の原因や意味を延々と考え続けるが、建設的な解決策には至らない

反芻思考はうつ病・不安障害・PTSDなどの精神的問題と強い関連があることが数多くの研究で示されています。問題解決につながる「内省(reflection)」とは異なり、反芻は問題を解決しようとするのではなく、過去への固執・感情の悪化・思考の柔軟性低下を引き起こします。

介入方法としては、認知行動療法(CBT)・マインドフルネス・問題解決療法などが有効とされています。気づいたら同じ考えを繰り返しているという自覚を持つことが、対処の第一歩となります。

使い方・例文

大切な会議で発言を失敗した後、寝る前に何時間も「あのとき何でああ言ってしまったのか」と繰り返し考えてしまうのが反芻思考の典型例です。

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