原酒とは?
げんしゅ
醸造・蒸留後に加水や割り水を一切行わない、そのままの状態で瓶詰めされたお酒のことです。
原酒(げんしゅ)とは、醸造または蒸留によって作られたお酒に対して、水で薄める「加水」を行わずそのままの状態で出荷・瓶詰めしたものを指します。日本酒・焼酎・ウイスキーなどさまざまな酒類で使われる概念ですが、特に日本酒の文脈でよく登場します。
日本酒の場合、一般的な製品は出荷前に仕上げの加水(割り水)を行い、アルコール度数を15〜16度程度に調整します。一方で原酒はこの加水工程を経ないため、アルコール度数は17〜20度程度になることが多く、米のうま味や甘みが凝縮された濃厚な味わいが特徴です。
原酒の主な特徴は以下の通りです。
- アルコール度数が高く、力強い飲みごたえがある
- 米の旨味・甘み・複雑な香りが凝縮されている
- ロックや水割りにしても風味が損なわれにくい
- 加水をしていないため、より「素の味」に近い
焼酎の原酒は蒸留後に割り水をしていないものを指し、アルコール度数が35〜40度以上になることもあります。ウイスキーでは「カスクストレングス」と呼ばれる概念が近いです。
近年は原酒の豊かな風味を好む愛好家が増え、地酒蔵元や焼酎メーカーが原酒を積極的に商品化するケースも増えています。
使い方・例文
この蔵の原酒はアルコール度数18度で、加水していないぶん米の旨みがダイレクトに感じられ、少量でも十分な満足感があった。
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