原木栽培とは?
げんぼくさいばい
原木栽培とは、クヌギやコナラなどの広葉樹の丸太(原木)に菌を植え付け、きのこを育てる伝統的な栽培方法です。
原木栽培(げんきくさいばい)とは、天然に近い環境できのこを生産する栽培方法です。主にクヌギ・コナラ・シイ・ナラなどの広葉樹を切り出した丸太(原木)に、シイタケやナメコ・ヒラタケなどの菌を植え付け(種駒打ち)、自然の気候条件を利用して発生させます。
原木栽培の一般的な流れは次のとおりです。
- 秋〜冬に広葉樹を伐採し、適切な長さに切断して原木を用意する
- 春先に専用の種駒(菌を含む木片)を原木に打ち込む
- 「仮伏せ」「本伏せ」と呼ばれる管理期間(1〜2年程度)を経て菌糸を蔓延させる
- 浸水処理や温度・湿度の管理をして発生を促す
原木栽培は、おがくずや廃棄物を培地に使う「菌床栽培」と比較して、生産効率や通年供給の面では劣りますが、香り・歯ごたえ・旨味が豊かで高品質とされ、特に原木シイタケは国内外で高い評価を受けています。手間と時間がかかる半面、農薬使用が少なく安全性が高い点も特長です。近年は担い手不足や原木(広葉樹林)の確保難が課題となっています。
使い方・例文
「この乾燥シイタケは原木栽培で育てたもので、菌床栽培品に比べて香りが格段に強い」というように、きのこの生産・品質・食材の文脈で使われます。
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