シイとは?
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シイとは、ブナ科シイ属の常緑高木で、どんぐりの仲間の中でも食べやすい実をつけることで知られる樹木です。
シイ(椎)は、ブナ科シイ属(Castanopsis)に属する常緑高木の総称です。日本に自生する代表的な種には、スダジイ(Castanopsis sieboldii)とツブラジイ(Castanopsis cuspidata)があります。本州の関東以西から四国・九州・沖縄の暖温帯に分布し、照葉樹林の代表的な構成樹種です。
シイの特徴として、以下の点が挙げられます。
- 葉は革質で光沢があり、裏面が金褐色を帯びる
- 初夏に細かい白〜黄色の花が穂状に多数咲き、独特の匂いがある
- 実(どんぐり)は殻斗(かくと)にすっぽり包まれており、熟すと殻が割れる
- タンニンが少なく、生のまま食べられる珍しいどんぐり
シイの実(椎の実)は縄文時代から食用にされてきた歴史があり、炒ったり茹でたりして食べます。ほんのり甘くてクリのような風味があります。現代でも秋になると公園や神社のシイの木の下で実を拾う光景が見られます。
神社の境内や里山に多く植えられており、大木になると樹齢数百年に達するものもあります。材は建築や薪炭材として利用され、樹皮はシブ(タンニン)を含むため染料や皮なめしにも使われました。生態系においては、どんぐりを食べるリスやジェイ(カケス)など多くの野生動物の食料源として重要な役割を果たしています。
使い方・例文
「秋に神社の境内でシイの実を拾い、フライパンで炒って食べると、クリに似た風味が楽しめます。」
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