シイ属とは?
しいぞく
シイ属とは、ブナ科に属する常緑性の高木の一群で、東アジアを中心に分布し、日本ではスダジイやツブラジイが代表的です。
シイ属(学名:Castanopsis)は、ブナ科に属する常緑樹の一群です。東アジア・東南アジアから南アジアにかけて広く分布しており、熱帯・亜熱帯の森林において主要な樹木のひとつとなっています。
日本に自生するシイ属の代表種としては、スダジイ(別名イタジイ)とツブラジイ(コジイ)の2種が知られています。両種とも日本の暖温帯域の照葉樹林を構成する重要な樹種であり、低地から山地の斜面にかけて広く見られます。樹高は10〜20mを超えるものも多く、大きな樹冠を形成します。
シイ属の特徴は以下のとおりです。
- 葉は革質で光沢があり、常緑性
- 果実はドングリ(堅果)で、いがのような殻斗に包まれる
- シイのドングリはアクが少なく、生食・炒り食いできる
- 日本の照葉樹林生態系において、動物の食料源として重要な役割を担う
シイの実(椎の実)は古来から食用とされており、縄文時代の遺跡からも出土例があります。現代でも公園や社叢(神社の森)にシイが植えられ、身近な樹木として親しまれています。
使い方・例文
「神社の境内で拾ったドングリはシイ属の実で、炒るとほくほくとした食感で美味しく食べられた。」のように、食用・観察の文脈で登場します。
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