単純ヘルペス性口内炎とは?
たんじゅんへるぺすせいこうないえん
単純ヘルペス性口内炎とは、単純ヘルペスウイルス1型の初感染や再活性化によって口腔粘膜や口唇に水疱・潰瘍が生じる感染症です。
単純ヘルペス性口内炎(たんじゅんヘルペスせいこうないえん)とは、単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)の感染によって引き起こされる口腔内の炎症性疾患です。初感染と再活性化(再発)という2つの形態をとります。
初感染(原発性ヘルペス性歯肉口内炎)は主に幼児・小児に見られます。急な発熱(38〜40度)とともに、口唇・歯肉・舌・頬粘膜に多数の水疱・潰瘍が形成されます。強い痛みで食事や水分摂取が困難になることもあります。
再活性化は、神経節に潜伏していたウイルスが免疫低下・疲労・紫外線・発熱などの刺激で再び活動し、主に口唇ヘルペス(唇の縁や周囲に出る水疱)として現れます。口腔内粘膜に再発することもあります。
治療の主な柱は以下のとおりです。
- 抗ウイルス薬(アシクロビルなど)の内服または外用
- 解熱鎮痛薬による症状緩和
- 水分・栄養の補給(小児では脱水に注意)
感染者の唾液や水疱の内容物に直接接触することで伝播するため、患者との接触を避け、タオルや食器の共有は控えることが重要です。免疫不全者では重症化する場合があるため注意が必要です。
使い方・例文
子どもが急に高熱を出し、口の中や唇に小さな水ぶくれが多数できて食事を嫌がる場合、単純ヘルペス性口内炎の初感染が疑われます。小児科や口腔外科を受診しましょう。
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