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凍雨とは?

とうう

凍雨とは、大気中で雨粒が凍結し透明な氷の粒になって降る気象現象で、みぞれや雪とは区別されます。

凍雨(とうう)とは、雨粒が上空や地表付近の氷点下の空気層を通過する際に完全に凍結し、直径2〜5mm程度の透明または半透明な氷粒となって地上に落下する気象現象です。

発生のしくみとしては、まず上空の温暖な空気層で雨が降り始め、その雨粒が地表付近の強い寒気層に入ることで急速に凍結します。この点でみぞれ(雪と雨の混合)や霙(みぞれ)とは異なり、凍雨は地面に達するまでに完全に固体の氷粒となっています。また、雪がいったん融けてから再凍結したものが霰(あられ)であるのに対し、凍雨は雨粒がそのまま凍ったものです。

凍雨が降ると道路や電線、樹木などの表面に薄い氷の層が形成されるため、路面凍結による転倒・交通事故のリスクが高まります。また電線への氷の付着(着氷)は停電の原因となることもあります。気象観測の分野では凍雨は独立した降水種別として記録され、アイスペレット(ice pellets)とも呼ばれます。冬季の日本でも北日本や山間部を中心に観測されることがあり、外出時には十分な注意が必要です。

使い方・例文

冬の朝、天気予報で「凍雨のおそれ」と伝えられた日は、路面が薄い氷膜に覆われて非常に滑りやすくなるため、徒歩や車での移動に細心の注意が求められます。

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