寒気とは?
さむけ
寒気とは、体がぞくぞくと感じる冷えの症状で、発熱や感染症の初期サインとして現れることが多い体の反応です。
寒気(さむけ)とは、体が実際には寒くない環境にあっても「ぞくぞくする」「冷える」と感じる症状のことです。医学的には「悪寒(おかん)」とも呼ばれ、特に発熱を伴う感染症の初期に多く見られます。
寒気が起きる主なメカニズムとして、体の体温調節機能が挙げられます。細菌やウイルスに感染すると、免疫細胞がサイトカインなどの物質を放出し、脳の視床下部にある体温設定点(セットポイント)が引き上げられます。すると脳は「現在の体温では低すぎる」と判断し、体温を上げるために筋肉を震わせ(震え)、末梢血管を収縮させます。この過程で人は「寒い」と感じるのが寒気の正体です。
寒気が現れる主な原因には次のものがあります。
- 感染症(インフルエンザ・風邪・肺炎など)
- 熱中症や体温調節異常
- 強いストレスや極度の疲労
- 薬の副作用や輸血反応
- 甲状腺機能低下症などの内分泌疾患
寒気を感じたときは、体を温め安静にすることが基本です。発熱や強い倦怠感を伴う場合や、寒気が長く続く場合は医療機関への受診が推奨されます。特に高熱と激しい寒気(悪寒戦慄)が同時に起きる場合は、重篤な感染症のサインである可能性もあります。
使い方・例文
「昨夜から寒気がして体がだるいので、今日は早退して休みます」「発熱前に強い寒気を感じることが多く、これを悪寒と呼びます」のように使います。
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