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体温調節とは?

たいおんちょうせつ

体温調節とは、人間や恒温動物が外部環境の変化にかかわらず体内の温度を一定範囲に保つための生理的な仕組みのことです。

体温調節とは、外気温や運動・発熱などの影響があっても、体内の温度(深部体温)を一定範囲(人間では37℃前後)に維持するための生理的機能の総称です。恒温動物哺乳類・鳥類)に備わった能力で、生命活動に不可欠な酵素反応や細胞機能を安定させるために重要です。

体温調節の司令塔は脳の視床下部にある「体温調節中枢」です。ここが体温センサーとして機能し、体温が設定値(セットポイント)からずれると自律神経や内分泌系を通じて修正する指令を出します。

体温を上げる(産熱・保温)仕組みには次のものがあります。

  • 筋肉のふるえ(シバリング)による熱産生
  • 皮膚血管の収縮(体表面からの放熱を抑える)
  • アドレナリン・甲状腺ホルモンによる代謝促進

体温を下げる(放熱)仕組みとしては、発汗(汗の蒸発による気化熱の放散)と皮膚血管の拡張(血液を体表面に集めて放熱)が主なものです。熱中症は体温調節が追いつかなくなった状態であり、低体温症は寒さで産熱が放熱に追いつかなくなった状態です。体温調節機能は加齢・疾患・薬剤などで低下することがあり、高齢者は特に注意が必要です。

使い方・例文

「真夏の炎天下で汗をかくのは、体温調節のために体が積極的に熱を放散しようとしている反応です。」のように、生理・健康・スポーツ医学の場面でよく解説されます。

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