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内関とは?

ないかん

内関とは、手首の内側にある経穴(ツボ)で、吐き気・動悸・ストレスの緩和に用いられることで知られます。

内関(ないかん)とは、東洋医学における経穴(ツボ)のひとつで、手首の内側に位置します。経絡では「心包経」(しんぽうけい)に属し、心と身体を結ぶ重要なツボとされています。

内関の位置は、手首の横じわから肘の方向へ指3本分(約5センチ)上がったところ、長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間です。親指でぐっと押すと、少し痛みやひびきを感じる部分がそれにあたります。

内関は古来より幅広い症状への応用が伝えられています。

  • 吐き気・乗り物酔いの緩和
  • 動悸・胸の苦しさへの対処
  • ストレスや不安感の軽減
  • 不眠の改善
  • 消化器系の不調(胃もたれ・胸焼け)

現代でも、乗り物酔い対策として内関を刺激するリストバンド型の商品が市販されており、一定の効果が報告されています。鍼灸治療においては、鍼を刺したり灸を据えたりして刺激を与えますが、自分で指圧するだけでも効果が期待できるとされ、気分が優れないときの応急処置として日常的に活用できます。心包経は心臓を外から守る膜(心包)の経絡とされ、精神的なバランスを整える働きがあると東洋医学では考えられています。

使い方・例文

「長距離バスの移動中に気分が悪くなったとき、内関を親指でゆっくり押すと吐き気が和らぐことがある」という場面でよく登場します。

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