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位相同型とは?

いそうどうけい

位相同型とは、二つの位相空間が連続な全単射とその逆写像によって構造的に同一であることを示す数学の概念で、位相幾何学における「同じ形」を定義するものです。

位相同型(いそうどうけい、Homeomorphism)とは、位相数学トポロジー)において、二つの位相空間が「位相的に同等である」ことを表す概念です。具体的には、ある写像 f全単射(一対一かつ全射)であり、f 自身もその逆写像 f⁻¹ も連続であるとき、この写像を「位相同型写像(同相写像)」と呼び、その二つの空間は位相同型であるといいます。

位相同型の直感的なイメージとして有名なのが、「ドーナツとマグカップは位相同型」という例えです。粘土でできたドーナツを切らずに連続的に変形するとマグカップのハンドル付きの形になる、という説明で知られています。一方、ドーナツと球面は穴の数が違うため位相同型ではありません。

位相同型と混同されやすい概念との違いは次のとおりです。

  • 同相(位相同型): 連続な全単射で逆も連続。長さ・角度・面積は保存しない
  • 等長同型: 距離を保存するより強い条件
  • ホモトピー同値: 連続変形で同値だが位相同型より弱い条件

位相同型の概念は、形や大きさには依存しない空間の本質的な性質(連結性・コンパクト性など)を研究するために不可欠であり、数学だけでなくデータ解析のトポロジカルデータアナリシスや物理学のゲージ理論などにも応用されています。

使い方・例文

数学の位相幾何学の授業やテキストで、「コーヒーカップとドーナツは位相同型である」という例とともに登場することが多い概念です。

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