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介在物とは?

かいざいぶつ

介在物とは、金属材料の製造過程で混入する非金属系の微細な異物で、材料の品質や機械的性質に影響を与える存在です。

介在物(かいざいぶつ、inclusion)とは、鉄鋼やアルミニウムなどの金属材料の組織中に存在する非金属系の異相粒子を指します。主に精錬溶解凝固プロセス中に生成し、金属マトリクスの中に点在します。

介在物は生成原因によっていくつかに分類されます。

  • 内生介在物: 脱酸反応など溶鋼内の化学反応で生成するもの(酸化物・硫化物・窒化物など)
  • 外来介在物: 耐火物・スラグ・鋳型材料などが溶鋼に巻き込まれたもの

代表的な介在物の種類としては、酸化アルミニウム(アルミナ)・硫化マンガン(MnS)・ケイ酸塩系ガラス質介在物などがあります。介在物は一般的に材料の延性・靭性・疲労強度を低下させる要因となり、加工時の割れや破断の起点になることがあります。一方、硫化マンガンのように切削性を向上させる介在物も存在します。

現代の製鋼では、真空脱ガス処理・取鍋精錬・連続鋳造技術の改良などにより、介在物の低減と形態制御が図られており、高品質鋼の生産に不可欠な技術となっています。

使い方・例文

軸受鋼などの疲労寿命が重要な部品では、介在物の数や大きさが厳しく管理され、清浄度の高い鋼材が使われます。

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