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亜硝酸試薬とは?

あしょうさんしやく

亜硝酸試薬とは、水槽の飼育水に含まれる亜硝酸塩の濃度測定するための試薬で、水槽立ち上げ期の水質管理に欠かせない道具です。

亜硝酸試薬は、水槽の飼育水に溶け込んでいる亜硝酸塩(NO2⁻)の濃度を定量または半定量的に測定するための試薬キットです。水質テストキットの一種として、アクアリウムショップやネット通販で広く販売されています。

亜硝酸塩は、魚のエラや粘膜から吸収されてヘモグロビンと結合し、酸素運搬能力を著しく低下させる有毒物質です。水槽内ではアンモニアを分解する硝化バクテリア(Nitrosomonas属)が増殖する過程で一時的に大量発生し、特に水槽立ち上げ初期の2〜4週間に急上昇します。

亜硝酸試薬を使う主な場面は次のとおりです。

  • 水槽立ち上げ時の水質変化の追跡(バクテリア定着の確認)
  • 生体の体調不良や原因不明の死亡時の水質チェック
  • 過密飼育や給餌過多による水質悪化の早期発見

使用方法はタイプによって異なりますが、液体試薬タイプは試験管に飼育水を採取して数滴の試薬を加え、発色した色を付属のカラーチャートと比較して濃度を読み取ります。試験紙タイプはより簡便ですが精度は低めです。安全とされる亜硝酸塩濃度は0.1mg/L以下が目安で、検出された場合は速やかな換水が基本的な対処法です。

使い方・例文

新しく立ち上げた水槽で魚が元気をなくし始めたとき、亜硝酸試薬で水質を計測して立ち上げ中の亜硝酸スパイクが原因と特定する場面に使われます。

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