五七桐とは?
ごしちのきり
五七桐とは、桐の葉と花を図案化した日本の代表的な家紋で、中央に7輪・左右に5輪の花を配した格式の高い紋様です。
五七桐(ごしちのきり)は、桐(パウロニア)の葉と花穂を図案化した桐紋の中でも最も格式の高い形式です。中央の花穂に7つ、左右の花穂にそれぞれ5つの花(計17の花)を配した構成が「五七桐」の名の由来であり、「五三桐(ごさんのきり)」(中央7・左右各3)と並ぶ代表的な桐紋のかたちです。
桐紋はもともと中国由来の吉祥文様を起源とし、平安時代には皇室の御紋として用いられました。室町時代には足利将軍家が使用し、戦国時代に豊臣秀吉が天皇から賜った桐紋(五七桐)を権威の象徴として積極的に活用したことで、その権威が広く知られるようになりました。現在も内閣・内閣総理大臣の紋章として用いられており、日本の政府・公文書などに使われています。
五七桐が用いられる主な場面は次のとおりです。
- 日本国政府の公式紋章(首相官邸・パスポートの表紙など)。
- 神社仏閣の装飾・調度品の文様。
- 江戸時代以降に庶民の家紋としても普及。
桐紋全般が「高貴さ・格式」の象徴とされる背景には、桐が鳳凰の止まる木とされた中国の伝説が影響しています。
使い方・例文
日本のパスポートの表紙や首相官邸の公式マークとして使われているほか、家紋・着物の文様としても見かけます。
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