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丹毒とは?

たんどく

主に溶連菌が皮膚の浅い層に感染して急激な発赤・腫脹・発熱を引き起こす、細菌性の皮膚感染症です。

丹毒(たんどく)とは、A群溶血性レンサ球菌(溶連菌)が皮膚真皮上層およびリンパ管感染することで起こる急性細菌性皮膚炎です。英語では「Erysipelas(エリシペラス)」と呼ばれます。

感染は主に皮膚の小さな傷・虫刺され・足の水虫(白癬)などから細菌が侵入することで始まります。発症すると、患部が赤く盛り上がり、健常な皮膚との境界が明瞭な「隆起した辺縁」を形成するのが特徴です。患部は熱感・腫脹・痛みを伴い、高熱・悪寒・倦怠感などの全身症状が現れることも多いです。

好発部位は顔面(頬・鼻周囲)と下肢(すね・足首周辺)で、特に高齢者・糖尿病患者・免疫機能が低下した人に起こりやすい傾向があります。放置すると感染が深部へ及んだり、敗血症を引き起こす可能性があるため、早期の診断と治療が重要です。

治療にはペニシリン系などの抗菌薬が使用され、多くの場合で効果を示します。再発しやすい性質があることも知られており、下肢の浮腫管理や皮膚の保清・保護が再発予防に重要とされています。類似疾患である「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」とは感染深度や臨床所見で鑑別されます。

使い方・例文

急に足や顔が赤く腫れて発熱した場合の原因を説明する際や、皮膚科・感染症の解説文で登場します。「下肢丹毒で入院」「丹毒と蜂窩織炎の違い」のように使われます。

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