中脘とは?
ちゅうかん
中脘とは、みぞおちとへその中間に位置する任脈上の経穴で、胃腸の機能を整える代表的なツボです。
中脘(ちゅうかん)は、「任脈」上に属する経穴(ツボ)のひとつで、みぞおち(鳩尾)とへそ(臍)の中間点、臍の上4寸(約8センチ)の位置にあります。「中脘」とは「胃の中央部」を意味し、胃の募穴(ぼけつ)として胃腸と密接に関連するツボです。
東洋医学では、中脘は「後天の気」と呼ばれる飲食から得られるエネルギーの生産を担う脾・胃の機能と深くつながっているとされます。また、八会穴のひとつとして「腑会」(六腑が集まる穴)に位置づけられており、消化器系全体への影響力が高いと考えられています。
中脘への施術が有効とされる主な症状は次の通りです。
- 胃痛・胃もたれ・消化不良
- 食欲不振・吐き気・嘔吐
- 下痢・便秘などの腸のトラブル
- ストレスによる胃腸の不調
現代の鍼灸治療においても、消化器疾患の改善を目的とした施術で非常に頻繁に選ばれる経穴です。お灸による温熱刺激も広く行われています。
使い方・例文
胃もたれや食欲不振を訴える患者に対し、鍼灸師が中脘にお灸や鍼を施すことは一般的な治療法で、消化器系の不調に悩む人が自己灸を試みる際にも選ばれます。
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