上部消化管内視鏡とは?
じょうぶしょうかかんないしきょう
上部消化管内視鏡とは、口から細長いカメラを挿入して食道・胃・十二指腸を直接観察する医療検査のことです。
上部消化管内視鏡(じょうぶしょうかかんないしきょう)とは、先端にカメラと光源を搭載した細長い管状の器具(内視鏡)を口から挿入し、食道・胃・十二指腸といった上部消化管の内側を直接映像で観察する検査・治療法です。一般には「胃カメラ」とも呼ばれます。
検査の流れは主に以下のとおりです。
- 検査前に数時間の絶食を行い、胃の中を空にします
- のどの麻酔(局所麻酔スプレーなど)を施し、希望に応じて鎮静剤を投与します
- 内視鏡を口から挿入し、食道・胃・十二指腸を順に観察します
- 必要に応じて組織を少量採取(生検)し病理検査に回します
- 検査時間は通常5〜15分程度です
この検査では、胃炎・胃潰瘍・逆流性食道炎・胃がんなどの早期発見が可能です。また、ポリープの切除や出血箇所の止血など、治療を同時に行うこともできます。近年は鼻から挿入する「経鼻内視鏡」や、カプセル型の内視鏡も普及しています。
日本では胃がんの発症率が高いことから、40歳以上を対象にした定期的な内視鏡検査が推奨されており、早期発見・早期治療の重要な手段となっています。
使い方・例文
「健康診断で上部消化管内視鏡検査を受け、胃炎が見つかった」「胸やけが続いたので上部消化管内視鏡で逆流性食道炎と診断された」といった形で使われます。
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