三陰交とは?
さんいんこう
三陰交とは、東洋医学における重要なツボの一つで、足の内側のくるぶしから指4本分上の位置にあり、婦人科系や消化器系の不調に広く用いられます。
三陰交(さんいんこう)は、東洋医学の経絡理論における足の三陰経(脾経・肝経・腎経)が交わる合流点とされる経穴(ツボ)です。その名称はまさにこの三つの陰の経脈が交差することに由来しています。
部位は、足の内側のくるぶし(内果)の上端から指幅4本分(約3寸)上にあり、脛骨(すね)の後縁に位置します。押すと独特の鈍い圧痛感がある部位として知られています。
東洋医学では三陰交は以下のような症状・状態へのアプローチに用いられるとされています。
- 月経不順・月経痛・更年期症状などの婦人科系の不調
- 消化機能の改善(胃もたれ・食欲不振)
- 冷え性・むくみの緩和
- 不眠・ストレス・精神的な疲労
- 泌尿器系のトラブル
鍼灸治療ではもっとも頻繁に使用されるツボの一つであり、指圧・お灸でのセルフケアも広く行われています。ただし妊娠中は子宮収縮を促す可能性があるとして刺激を避けるよう指導されることが多く、専門家への相談が勧められます。
使い方・例文
月経痛や冷え性の改善を目的として、鍼灸師が三陰交に鍼を打ち、合わせてお灸を施す治療が行われます。
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