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三足香炉とは?

さんそくこうろ

三足香炉とは、三本の足を持つ香炉で、古代中国に起源を持ち、仏教法具や観賞用の工芸品として東アジアに広く伝わりました。

三足香炉(みつあしこうろ)とは、底部に三本の足を持つ香炉のことです。香炉とは香(こう)を焚くための器で、三足の形式は古代中国青銅器「鼎(てい)」に起源をもつとされ、安定性と格式を兼ね備えた形として長く用いられてきました。

三足香炉の素材と様式は多岐にわたります。

  • 青銅・金属:中国古代の礼器の形式を受け継ぐ格調ある様式
  • 陶磁器:宋〜明〜清代の中国磁器に多く見られる
  • 鋳鉄・銅製:日本の仏教寺院で使われる法具として普及

日本では仏壇や仏堂の三具足(みつぐそく)のひとつとして香炉が置かれますが、三足の香炉は特に格式のある場や、唐物(からもの)の鑑賞品として茶道・香道でも重んじられます。三足であることで熱が床面に伝わりにくく、灰の扱いにも安定感があります。

観賞用の工芸品としては、龍・麒麟・獅子などの装飾が施された三足香炉が美術市場でも高く評価されており、中国・日本・韓国など東アジア各地の工芸伝統の中で独自の発展を遂げています。

使い方・例文

仏壇の前に置かれる仏具の香炉として、あるいは骨董品・工芸品の展覧会において「三足香炉」の名称が使われます。茶道具や中国美術の解説でも頻繁に登場します。

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