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ワニ形類とは?

わにがたるい

ワニ形類とは、現生のワニを含む爬虫類系統群で、三畳紀に出現し恐竜と同じ時代を生き延びた長い進化の歴史を持つグループです。

ワニ形類(Crocodyliformes)は、爬虫綱の中で現生のワニ(ワニ目)を含む広い系統群の総称です。中生代三畳紀後期(約2億3,000万年前頃)に登場し、その後の大量絶滅を乗り越えて現在まで生き続けている古い系統です。

三畳紀〜ジュラ紀の初期ワニ形類には、現生ワニとは大きく異なる多様な形態が存在しました。

  • 陸上を素早く走る二足歩行・四足歩行の種
  • 完全な海棲生活に適応し、尾びれや鰭状の肢を持つ種
  • 植物食に適応した種
  • 小型の地上性捕食者
このように初期のワニ形類は非常に多様でしたが、その後の進化の中で多くの系統が絶滅し、現在は半水棲の待ち伏せ型捕食者というスタイルに収れんしました。

現生のワニ目(Crocodilia)はインド太平洋、アメリカ、アフリカなどに分布し、クロコダイル科・アリゲーター科・ガビアル科の3科が含まれます。ワニは恐竜と同じ主竜類(アーコサウルス類)に属しており、鳥類は恐竜の子孫として現生主竜類のもうひとつの系統を形成しています。つまりワニは鳥類の遠縁の近似種にあたります。

ワニ形類の研究は、中生代の生態系や脊椎動物の進化を理解するうえで重要な役割を担っています。

使い方・例文

古生物学の授業では、ワニ形類が三畳紀から現在まで形を変えながら生き続けてきたことを示す「生きた化石」的な事例として紹介されることがあります。

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