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ロゼットとは?

ろぜっと

ロゼットとは、カラー印刷でCMYKの4色の網点が重なり合う際に生じる花びら状のパターンのことです。

ロゼット(rosette)とは、カラー印刷においてシアンマゼンタ・イエロー・ブラックCMYK)の4色の網点を異なる角度で重ね合わせたとき、各色の網点が互いに干渉して生じる規則的な花びら(バラの花)状のパターンを指します。

各色の版にはそれぞれ固有のスクリーン角度が設定されており、モアレ(干渉縞)の発生を最小限に抑えるために工夫されています。従来の標準的な角度設定は次のとおりです。

  • シアン:105度
  • マゼンタ:75度
  • イエロー:90度
  • ブラック:45度(視覚的に目立ちにくい角度)

この角度設定により、4色の網点は規則正しく噛み合ってロゼットパターンを形成します。ロゼットは網点が正確に重なっている証拠でもあり、印刷の見当(レジストレーション)が合っていることを示します。逆に見当ずれが起きると、ロゼットが崩れてぼけた印刷物になります。

拡大鏡(ルーペ)で印刷物を覗くと、花びらのような幾何学模様が見えることがあります。これがロゼットで、品質確認の現場では「ロゼットが出ている」ことが正常な刷り出しのサインとされています。デジタル印刷やFM網点ではロゼットパターンは現れにくい特徴があります。

使い方・例文

印刷物の品質検査でルーペを使って表面を拡大すると、CMYKの4色の網点が花びらのように規則正しく重なったロゼットパターンが確認でき、見当が正確に合っていることがわかります。

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