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ロゼッタ探査機とは?

ろぜったたんさき

ロゼッタ探査機とは、欧州宇宙機関(ESA)が打ち上げた彗星探査機で、史上初めて彗星の軌道を周回し着陸機を投下した宇宙機です。

ロゼッタ探査機は、欧州宇宙機関(ESA)が2004年3月に打ち上げ彗星探査機です。目標天体はチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P彗星)で、約10年間の長距離飛行を経て2014年8月に彗星の周回軌道に到達しました。探査機が彗星の軌道に入って伴走しながら観測を続けるのは、これが人類史上初の成果です。

ロゼッタには小型着陸機フィラエが搭載されており、2014年11月に彗星表面への着陸を実現しました。彗星への着陸成功も史上初の快挙でした。着陸地点の地形が予想と異なり日光が遮られたため、太陽電池が十分に機能しないという想定外の事態も経験しましたが、貴重なデータを地球に送信することに成功しました。

ロゼッタが収集したデータから、彗星に含まれる有機分子や水の同位体比などが明らかになり、太陽系の形成過程や地球上の水の起源に関する研究に大きく貢献しました。また彗星表面の地形・地質・温度・ガス放出の様子なども詳細に観測されました。

ミッションは2016年9月、ロゼッタ本体を彗星表面に制御落下させる形で終了しました。探査機の名前は、古代エジプト文字の解読に貢献した「ロゼッタストーン」に由来します。

使い方・例文

「ロゼッタ探査機が送ってきた画像により、67P彗星の複雑な地形と活発なガス噴出が初めて詳しく観測された」というように、彗星科学の文脈で登場します。

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