ルナー・リコネサンス・オービターとは?
るなーりこねさんすおーびたー
ルナー・リコネサンス・オービターは、NASAが打ち上げた月周回探査機で、月面の詳細な地図作成と将来の有人探査に向けた環境調査を行っています。
ルナー・リコネサンス・オービター(Lunar Reconnaissance Orbiter、略称LRO)は、NASAが2009年6月に打ち上げた月周回軌道探査機です。月の詳細なマッピングと将来の有人・無人探査のための事前調査を主な目的としています。
LROは月面から約50kmの低軌道を周回し、以下のような多様な観測機器を搭載しています。
- 高解像度カメラ(LROC):月面を最高50cmの解像度で撮影
- レーザー高度計(LOLA):月面の地形データを精密に取得
- 放射線環境モニター(CRaTER):宇宙放射線の測定
- 温度センサー:極域の影となる永久影クレーターの温度計測
- 小型マイクロ波放射計(MiniRF):水氷の探索
LROの大きな成果のひとつは、月の南・北極域の永久影の中に水氷の存在を示す証拠を見つけたことです。これは将来の有人月面基地建設において、飲料水やロケット燃料(水素・酸素)の現地調達を可能にするとして注目されています。また、アポロ着陸地点の超精細画像を撮影し、当時の月面車の轍まで確認できる画像を公開しています。
LROはNASAのアルテミス計画など将来の月探査ミッションの基盤データを提供し続けており、現在も運用が継続されています。
使い方・例文
月探査や宇宙開発の文脈で、月面マッピングや水氷探索の話題とともに登場します。「LROが撮影した月面画像」として紹介されることも多いです。
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